デリカで行く 伊勢志摩 冬

少し遅めの初もうでを兼ねて、伊勢志摩の夫婦岩で有名なニ見玉輿神社への車中泊旅。

 

でも今回の一番の目的は伊勢海老を食べる事!!

いままで伊勢には何度か行ったことはあるが、まともに伊勢海老を食べたことが無かったのだ。

 

 

朝8時半に出発し、国道一号線をひた足り、昼食にしょうと「道の駅 潮見坂」で休憩したが、

あまり食べたいものが無かったので抹茶のソフトを食べて、1つ先の「道の駅 とよはし」まで進み、

ご当地グルメの豊橋カレーうどんを食べた。

 

豊橋カレーうどんの定義の説明が詳しく書かれたものが机に置いてある。

うどんの下にとろろがかかった白飯が隠れているのがポイントらしい。

普通のカレーうどんより何となく得した気分になれる(笑)

 

この店では豊橋発祥の手筒をイメージして、ちくわの天ぷらと地元野菜で手筒の花火を演出しているそうだ。

今回はあまり日程に余裕が無いので、昼食後は一気に渥美半島の先端まで走った。

渥美半島は愛知県にある2つの半島うちの右側の半島で、一面にキャベツ畑が広がる牧歌的な地域だ。

突端には「道の駅 クリスタルパーク」があり、三重県鳥羽へのカーフェリーの発着所になっている。

今回はここからから船旅で伊勢志摩に行くのだ。

 

先にフェリーの切符を買い、すぐ近くの恋路ケ浜で時間つぶし。

海岸には土産・食事処が数件あったので、浜焼き「名物大あさり」を食べてみた。

店内のいけすには大量の大あさりがあった。

たしかにでかい。ハマグリよりでかいかもしれない。

味は貝のエキスが濃厚でめちゃ旨い!そして食べ応えがある。

「ビールも!」と思わずにはいられない(笑)

 

 

 

 

夕方に鳥羽港につき、伊勢志摩方面に走り、

海沿いの宿で貸切風呂に浸かる。

一気にここまで来た疲れが、温泉で一気に癒された。

 

夕食はコンビニの弁当を買い、「道の駅 伊勢志摩」で食べた。

今回の旅は伊勢海老なので、食事の予算はそちらに集約。ほかは節約モードだ(涙)

 

物道の駅は海から近いが、少し山の中なのでとても静かだ。

 

翌朝は道の駅でコーヒーを飲み、コンビニで買っておいた総菜パンを食べ、

今回のメインイベントである伊勢海老を買いに「海の駅 黒潮 パールロード店」へ向かった。

 

いけすにたくさんの伊勢海老がいる。

ここで伊勢海老とおすすめの刺身を盛り合わせにしてもらい、テイクアウト。

店の人に、伊勢海老は中途半端に小さいのは旅館のニーズがあるので割高だよ。と聞いたので、思い切ってちょっと大きめのを頼んだら7000円ほどにまけてくれた!

他の刺身も合わせ、画像の刺身盛り合わせがなんと1万円以下!

2人では食べきれないほどの大盛だ。

 

さっそく眺めのよい高台に車を停めて、完ビール片手に昼間から豪勢な伊勢海老ランチを堪能。

 

伊勢海老はぷりっぷりで甘くて本当に旨い!

途中で買ったコンビニの塩おにぎりとカップみそ汁。そして、海の絶景をおかずに、豪勢な刺身定食風ランチを満喫した。

 

この伊勢海老、店で食べたらいったいいくらに跳ね上がるのか・・。

やっぱり車中泊はコスパ最高だ!

 

 

ゆっくりと昼食を楽しんだ後は海沿いをドライブして、映画「喜びも悲しみも幾年月」のロケ地の「安乘埼灯台」へ。

志摩半島の先端に位置し、途中の道幅が狭かったが、デリカなので余裕~♪

 

日本の灯台50選に選定されている四角い灯台で、内部に昇れるのが嬉しい。

いつもそうだが灯台に昇ると風が強い。

だが灯台の上はまちがいなく絶景なのだ(笑)

 

次は朝熊山山頂まで行ける有料道路・伊勢志摩スカイラインを走り、インスタ映えで人気の「天空のポスト」へ。

 

朝熊山の山頂には朝熊岳金剛證寺や売店があり、その一角に赤いレトロなポストがある。

文字通り、天空にあるポストだ。

それ以上でもそれ以下でもない(^^;)

 

風が強いので、さっと写真と景色を眺めてすませて車に避難。 寒がりの私には強風は大敵・・( ̄▽ ̄;)

 

朝熊岳金剛證寺は伊勢神宮の鬼門を守っている由緒ある古刹なのだそうだが、寒いのでパス・・

 

 

この日もまた「道の駅 伊勢志摩」で就寝。

このあたりはここくらいしか道の駅がないので、連泊となった。

 

 

翌朝、ニ見玉輿神社にお参り。

熊手と御朱印を頂き、夫婦岩にも参拝して、少し遅めの初もうでが完了。

神社内に「輪注連縄(わしめなわ)」があり、この輪で体の悪いところにさすってお祓いしたり、身を清めることができるそうだ。夫婦そろって念入りにお祓い・お清めをした(笑)

 

 

近くの「伊勢夫婦岩めおと横丁」に赤福の支店があったので、赤福とお汁粉を食べた。

 

赤福は箱詰めにされた土産用のと、店内で食べるのとは全然味が違うのだ。

 

お茶を飲みながらほっこりとした時間を過ごす。

 

まだ午前10時だ。

(開店と同時に入店した(笑))

 

目的はクリアしたので、これからどうしようかと考える。

 

隣に伊勢シーパラダイスがあるので、ついでに寄ってみることにした。

 

伊勢シーパラダイスは近くにあるメジャーな鳥羽水族館に押され気味な印象だが、実際はコアなファンが多いらしい。

とにかく動物たちとの距離感が近い。触れ合いの水族館なのだ。

トドやセイウチ、アシカなどたしかに至近距離で見て触って、想像以上に存分に触れ合える。

なかでも、イルカのプールではイルカとキャッチボールができたことにはちょっと感動した。

プールにいるイルカにボールを投げると、キャッチしてこちらまで運んでくれるのだ。

なんとも愛らしい!(これはイルカの機嫌次第らしく、できないときもあるとのこと)

 

アシカのショーもいい感じだ。内容はふつうなのだが、ステージの昭和な雰囲気がなんとも味わい深い。

 

水槽展示のコーナーにはインスタ映えを狙ったのか、サンゴなどがライトアップされたテーブルなどもあり、

小規模ながら温かみがある水族館で、予想外に楽しめた(笑)

小腹が空いたので、また「伊勢夫婦岩めおと横丁」によって、今度は伊勢うどんを食べた。

柔らかくふにょふにょな触感が特徴で、つゆの色が濃いのに驚くが、見た目ほどしょっぱくない。

画像左は、底にあった汁をかき回した後。かなり色濃い・・)

 

 

そろそろ〆のスポットの時間なので、適当にネットで探して、マドレーヌがおいしいという「ブランカ シェルレーヌ工房」という洋菓子店を見つけた。G7伊勢志摩サミットの茶菓子として提供されたという、お墨付きの逸品らしい。

箱詰めにされたマドレーヌはバターの風味が濃く、美味しかった。

 

そのあとに「道の駅 かわげ」に寄った。

パンがたくさん売っていたので、生クリーム入りのアンパンを食べたが、かなり旨かった。レベル高し!

 

 

下道を走りながら、岐路に向かう。

 

伊勢うどんとあんぱんがなんとなく昼食のようになったが、夕方また小腹が空いたので、

夕方に立ち寄った「道の駅 関宿」で、亀山ラーメンとみそやきうどんを食べた。

回鍋肉のような甘みが強いみそやきうどんのみそ味が美味しかったので、売店に売っていた「みそ焼きうどんのたれ」を購入。

 

 

もう3時過ぎになったので、高速に乗り一気に帰宅。

 

 

2泊で伊勢志摩はかなりハードだったが、念願の伊勢海老・伊勢うどん・赤福と伊勢志摩三大グルメを制覇でき、可愛いイルカたちに癒され、初詣でもでき、大満足な車中泊旅だった。